2010年3月29日月曜日

思いつくままに・・・ No.16


「いい顔」があればうまくいく。

「いい顔」ってどんな顔なんでしょうね。起業して成功していた社長さんを、銀座や六本木の「夜のお店」に勤めている、キレイで華やいだ女性に表現してもらうと「ひとつヌケた感じの【いい顔】」という表現になるらしいのです。とても女性的で男性に理解するように表現しにくいものですけれど・・・

まぁ「なんのこだわりもないくらいに軽快」という感じなのか・・・ はたまた「理屈じゃない・・・」という感じなのか、とにかく「人間が本来もっている陽気な感覚」をコチョコチョとくすぐるらしいのです。

これは、夜のお店のお姉さんたちだけの話ではなく、そこを歩いている高校生も、近くのカフェでランチを楽しんでいるOLさんも、ご自宅でニコニコと家事をしていらっしゃる奥さまも、実家で楽しく暮らしていらっしゃるお婆ちゃんも、女性という女性はすべて・・・

女性という女性は、まったく年齢など抜きにして「この理屈抜きの、ひとつ抜けた感じの、男性の【いい顔】」というものに、どうやら魅せられてしまうらしいのです。女性にいわせると「男性は理屈っぽくていけない・・・。理屈じゃ、この「いい顔」はできない。」ということらしいのです。

いや・・・ 確かに・・・ そういわれてしまうと「ドキッ」とします。結局、世の中の女性は全員、この「ひとつ抜けた感じの【いい顔】」で動いている・・・と言い切られてしまうと、どんなイイワケも通用しないような気になってきます。

確かに・・・ 近代の「男性」というものは、理論を賛美して「ひとつ、ふたつ理論を作ってから」批評を始めます。感覚を賛美する時でさえ、おおいに「わだかまってから」でないと、なかなか表できない・・・というところでしょうか。神経や知識が複雑高騰に「複層」していることを、どうやら「威張りたい傾向」にあるようで・・・ まぁ、インテリさんのゲーム感覚というのは、こういったものでしょう。

どのように評論するかの論法に値打ちをつけるのに、つい熱心になってしまうあまり「路地裏を走り抜ける」ような理論や、「朝焼け」か「夕焼け」か、ハッキリしないような感覚まで、なんとか「評論のテクニック」を持って入ってホメあげてしまう始末・・・ これは「大学進学」が当たり前になった学歴社会が作り出してしまった「性」というものなのでしょうか。

そこへいくと、この「ひとつヌケた感じの【笑顔】」は、現在、過去、未来・・・全ての時代において「女性を魅了する基準」となっているのでしょう。それを、なんとか理屈で書こうとする自分の習性というか・・・ 事実、こうやって理屈をノリノリで書いている自分がいたりして・・・ ハハハ・・・ やれやれ。


そこで、あなたにも感じて欲しいのです。私が「ドキューン!」と胸を打ち抜かれた感覚を・・・ そこに、いち早く気づいてしまった私・・・ 誰もホメてくれないので、ちょっと自分で自分をホメてみたくなりました。そこで、いい気になった勢いを借りて、ちょっと気取った感じで質問をしてみたいと思います。

こほん・・・・ では、真正面から質問とまいりましょう。「いくつありますか? あなたの【いい顔】・・・?」

私は、切実にまで、そう問いただされた気持になりました。そして・・・ 私は、こう思いました「ダメだ・・・ そんな顔なんて、いくつもない。」「ダメだ・・・ そんな顔なんて、あんまりない。」「まいったなぁ・・・ 若い時から、ずっと良い顔なんてできないまま変っていない。」・・・

「しまったなぁ・・・ 鏡を見ても自信がない。」「困ったなぁ・・・ 最近ぐったりしてる」「ありゃぁまぁ・・・ 肌もボロボロ、髪もグチャグチャだぁ」「おい、おい・・・ 目も薄曇りだ。」「そういえば・・・ 最近、人が寄りついてこないよなぁ」「たまにネクタイを替えると冷やかされてしまうしなぁ・・・」いい顔なんて、ひとつもない・・・


どうですか? あなた・・・ 「いくつありますか? あなたの【いい顔】・・・?」

「いくつもありますか?」「いい顔、できてますか?」「若い時より、いい顔できていますか?」「鏡を見て【いい顔】していると思えますか?」「ぐったりしていませんか?」「肌は大丈夫? 髪形は大丈夫?」「ぐったりしていませんか?」

「目は輝いてますか?」「人は集まってきますか?」「ネクタイを変えても冷やかされてしまいませんか?」「洋服のイメージを変えても冷やかされたりしませんか?」 もし、いくつか思い当たるなら「いい顔」してないってことでしょう?


さて、今日はこのあたりで・・・


「理屈抜き、女性が惚れるいい顔で、アカぬけている人が得する。」

「理屈バカ、女性が呆れる自慢顔、間が抜けている私は損する。」

(つづく)




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