2010年3月22日月曜日

思いつくままに・・・ No.9


「まぁ、いいじゃないですか?」-2/2

業績が上がらないのは、「何をいわれてもニコニコ」している経営者の会社。経営幹部のいる会社。人事責任者のいる会社です。「何を思っていてもニコニコ」している経営者の会社。経営幹部のいる会社。人事責任者のいる会社です。わかったような顔をしてうなずいて「まぁ、いいじゃないですか」「まぁ、色々ありますから・・・」というような経営者の会社。経営幹部のいる会社。人事責任者のいる会社です。

「まぁ、それはそうなんだろうけど・・・」と、ニコニコしながら話を流してしまう経営者の会社。経営幹部のいる会社。人事責任者のいる会社の業績は上がらないのです。「まぁ、あなたの言うことは間違っていないと思うけれど・・・」と、ニコニコしながら話を流してしまう経営者の会社。経営幹部のいる会社。人事責任者のいる会社の業績は上がらないのです。「まぁ、そんなに腹を立てても何だから・・・」と、ニコニコしながら話を流してしまう経営者の会社。経営幹部のいる会社。人事責任者のいる会社の業績は上がらないのです。

こういう風に「自分の仕事に本気にならない責任者」がいらっしゃる。それは自分の人物の大きさを見せようとされているのか、はたまた気が弱いのか。それがサラリーマンの世界なのかどうかはわかりませんが、結果的に、こういう対応をする部署の効率も業績も、ちっとも上がらない・・・ まったくもって例外がないのです。

「ささいなことでも、小さなことでも、とるにたらないことでも、見逃したりしない。自分に対しても、自分の大切な仲間に対しても・・・ できが悪いから業績が上がらないのだ・・・ と指摘を受けたら、とにかく自分に対して腹を立てる。正直に腹を立てる。率直に腹を立てる。自分にケチをつけた人間の言うことを腹を立てながら呑み込んでいく・・・」 そうすることは、ちっとも悪いことではないと思います。

こうやって、自己改善のポイント、ポイントで、しっかりと自分の否を腹を立てながら受入れる。そして、自分の不甲斐なさに腹を立てて、本気で改善のための行動にうつさなければ業績が上がったりはしないのです。これは「管理職」という役職についた人、全員に課せられた「使命」であり「責任」であると思います。これこそ、まさに「現代の一人前の大人」における「社会的責任」ではないかと思うのです。

「この不景気な現代」に「本気で生きる」ということ、「本気で仕事をする」ということは、まさに「腹を立てる」ということではないかと思うのです。「自分を確信するために腹を立てる」「自分を取り戻すために腹を立てる」「自分の尊厳を守るために腹を立てる」「自分の領域を絶対に侵されないために腹を立てる」・・・今や「腹を立てること」が、いちばん必要とされている「仕事をしている人間」にとって大切なことではなかろうかと感じているのです。

そういうわけで、かなり前置きが長くなってしまった・・・ と反省しつつ・・・ いったんここで話に区切りをつけておきたいと思います。そして、次回は本題に入りたいと思います。


(つづく)




↑ 長い、むずかしい、専門的すぎる・・・と、大好評のブログです



**************

ランキングに参加しています。




*********************************

■「商売道 伊吹流」 【公式ホームページ】へ

■「商売道 加納道場」【公式ホームページ】へ

*********************************

以下「拙著」紹介


*********************************

お陰さまで、ロングセーラーとなっています。
【 図解 接客サービスの基本がよくわかる本 】


¥1,050 Amazon.co.jp


**************

【 なぜ、シマウマがトップ営業マンなのか? 】
ヒット商品を作れる人になる・トップセールスマンになるためのエクセサイズ


¥1,470 Amazon.co.jp


**************

【 上司の急所 】
自由国民社・あたらしい“Work”の教科書〈1〉

¥1,260 Amazon.co.jp


**************

【 仕事の急所 】
自由国民社・あたらしい“Work”の教科書〈2〉


¥1,260 Amazon.co.jp


**************

【 人を出し抜く上司操作術 】 (凄ビジ・シリーズ)


¥1,050
Amazon.co.jp


**************