2010年4月8日木曜日

本気で「商人」をやりましょう。No.26


遅れている「怖さ知らず」の人たち 

前節は「2010年」に入って「お客さまの考えかた」が、一歩も二歩も進歩しているということを、わたしなりの読みと説明で、そこそこ詳しく説明しました。日々、お仕事にご多忙かと思いますが、もう一度、ちょっとだけ読み返しておいていただきたいと思います。

「商い」「商売」「ビジネス」・・・呼びかたは何でも良いとして、とにかく仕事というものは理屈抜きでとにかく「一生懸命に働くこと」が古来から伝統的に大切なことで、それこそが「美徳」とされてきました。

それこそが「ホンモノ」と考えられているわけですし、わたしも「本当にそうだ」と心の底から思っているわけですが、最近は、だんだんとお客さまのチカラが、驚くほどのスピードで「進化していく」ものですから、少しくらいは「理屈」も考えていかなければならない時代になってきてしまっているのです。

ですから、いかに歴史をある会社に勤めていようと、どれだけ規模が小さな会社であっても、ただ黙々と働いているだけ、オマケをつけるだけ、他よりよけいにサービスをするだけでは何ともならなくなってきているのです。

お客さまの気持の動き、お客さまの新しいニーズ、お客さまの求めているものの変化を探らなければ、仕事じたいがダメになってしまうのです。会社の規模などまったく関係なく、そういう時代になってしまっているのです。

わたしが、前節でいってきたことは「美しく、感じ良く、ゴキゲンで生活をする美意識」がお客さまに芽生えていること、「楽しく、実感をもって、ゴキゲンで生活をするチャンス意識」の2つの大きな「生活意識の流れ」が、私たちの生活や消費自体を「作り替えようとしている」事実を説明したのです。

こういう社会の「意識変化」を、いち早く、どの競合よりも早く肌で感じ取って、探り当てることのできた人、企業、お店、商品だけが、イキイキと、今まで以上に支持され、生き返っていくことができるのではないかということなのです。

わたしは、ブログでいくつかのシリーズを書いています。そして、何冊かの著書も書いていますが、いつも決まって書き出しで、驚くほどの時間を費やすことになります。

今回の、このシリーズにしても、やっぱり数週間、迷いに迷って、頭の中でぐにゃぐにゃと、あっちにいったり、こっちにいったり・・・ とどのつまり、周りのスタッフたちに「もうイイかげんにしてください!」と怒られて、えぇ〜い!どうにでもなれ!という「勢いだけ」で書き始めてしまっています。

だからこそ、思いついたままの「散弾銃」のような「この辺が「マト」だから、そのあたりにむかって散弾銃を撃っておけば、たぶん、当たるんじゃないか?」的な書きかたで書き進めているわけですが・・・

そういう書きかたなものですから、読んでいる人はわかりにくいんじゃないかなぁ・・・と、とても申し訳なく思っている部分がかなりあります。とにかく、そういう状態なものだということだけ、ご理解いただければ嬉しく思います。

とにかく「最近のお客さまは進んでいます」という内容については、そこそこ上手に表現できた内容だったのではないかと、自分でも納得していたりするのです。

そこで今回、お客さまが、それだけ「すすむ」のならば、いったい「お店」や「会社」「販売スタッフ」や「セールスマン」はどうなっているのか、どうすれば良いのか、どうにかできないのかというようなことについて書いていくことに、勢いというか、順番というか・・・ そういうことになってしまうということなのです。

まぁ、これを読んでいる人にとっては耳の痛い話になってしまいますし、そういう人にイヤな話をするのですから、嫌われてしまうだろうな・・・ということは承知の上で、お客さまの「すすみ具合」を書いたとすれば、次に出てくるのは「お店の遅れ具合」という話になってしまうのは必然というか・・・ さらに毒舌癖もありますもんで、話を始めるまえに、お許しをいただきたい・・・とお断りをしておきたくなったのです。

さて、今日はこのあたりで・・・


「書き始め、勢いあまった散弾銃。そろそろ話に筋を通そう。」




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