「商売道」なぜ売れるのか、どうすれば売れるのか。: 本気で「商人」をやりましょう。No.34

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プロのみなさん「本気」でいきましょう。

仕事に飽きていませんか。

わたしは、いつも不思議に思ってしまうのです。最近、けっこう熱の入っていない販売スタッフの人をよく見かける気がするのです。なぜでしょうか。どうしちゃったのでしょうか。どういうわけだか、何とも腹立たしささえ覚えてしまうところをグッとおさえて考えているのですけれど、やっぱり、どうしてなのかよくわからないのです。こうじゃいかんのです。でも、ひょっとすると、こういうことだろうか・・・と思ったりもするわけです。

「売場という自分の仕事場に飽きてしまっている」「自分が担当している商品に飽きてしまっている」なんだか、こういうことじゃないのかなぁ・・・と、そんな風に感じてしまうわけです。あっちゃいかんことですが、ないとはいえない・・・　きっと「投げやりに仕事をしている」というわけではないのだろうと思います。やる気がないようにも見えません。なにかトラブルがあった時に責任をとらないというような無責任な感じもしません。ただ・・・

全体的に「ピリッとしていない」というか「シャキッとしていない」というか・・・　なんだか「どんよりしている」というか、「デレッとしている」という感じなのです。これは、お店だけの話じゃないんです。たとえば会社の受付だとか、販売スタッフだとか、総務の電話の取りかただとか、営業部の留守番の電話の取りかただとか、セールスマンの人の対応も、やっぱりこんな風ですし、パンフレットだとか、商品のパッケージだとか、何もかもが「デレッとしている」感じなのです。

これは、ゆゆしき大問題です。カンタンにいえば「マヌケな顔」になっているのです。身体まで拍子抜けしているような感じなんです。こんな感じの販売スタッフの人がたくさんいます。こんな感じの企業の受け付けの人がいっぱいいます。こんな感じで電話の対応をする人がたくさんいます。こんな感じでセールスをしようとしている人がたくさんいます。会社のパンフレットだけでなく、ホームページまで、なんだか「ダラッとしている会社」まであります。とっても悲しいことです。

どう見ても「プロらしさ」とか「プロのキャリアにプライドを持った仕事をしている」とは思えないのです。そういう「プロらしさが滲み出ている人」に限って「どんより」していたりします。「玄人らしさが滲み出ている人」が「デレッとしている」ように見えてしまうのです。

確かに・・・店頭に立っているベテラン販売スタッフの人に声をかけて話しかけたり、ものをたずねたりすると、それ相応の貫録がある「しっかりした内容」の応対や、答、説明が返ってくるのですが・・・　なんだか、どこか「プロらしいピリッとした感じ」がないのです。「玄人っぽいシャキッとした感じ」がないんですねぇ。どういうことなんでしょうか・・・

「さすがプロだなぁ」という「ピリッとした味」や、「さすがその道一筋の玄人だなぁ」という「シャキッとした味」が出せるのは「プロフェッショナルの人だけ」なんですが・・・　そうじゃありませんか？　こんな「味」というか「貫録」というか・・・　そういうものって「かけだし」には絶対にムリな話なんですよね。それは「店舗での販売スタッフ」も「お店自体」も同じです。「出歩いているセールスマン」も「そこにかけた電話の対応」も同じです。

「商売は態度です」「経営は態度です」「ビジネスは態度です」・・・　「商売は生きものです」「経営は生きものです」「ビジネスは生きものです」・・・　「商売は人から人への波長です」「経営は人から人への波長です」「ビジネスは人から人への波長です」・・・　「商売は新鮮さが命です」「経営は新鮮さが命です」「ビジネスは新鮮さが命です」・・・　「販売は変化の伝染です」「対応は変化の伝染です」「セールスは変化の伝染です」・・・

こういうものが不在では、どうもしかたがない。どうなっているんですかねぇ。そこにきて「なんだか業績が良くない」というようなことをおっしゃる。こりゃぁ重症です。最近、流行している「カウンセリング」というようなことを、わたしはすることができませんが、ざくっといえば「マンネリ化」ということなのでしょうね。マンネリ状態に陥ってしまっている。そうではありませんか？

さて、今日はこのあたりで・・・

「マニュアル化　変化の時代に　逆をいく」

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