2010年4月17日土曜日

本気で「商人」をやりましょう。No.35


恐ろしいライバルが、身近に潜んでいる


毎日、毎日、おなじことばっかり続いて・・・という「無気力感」が襲ってきているのではないですか。そのあたりのことは、わたしにも心当たりがありますから、わからないでもありません。

確かに、その仕事を長く続けているうちに、自信と慣れが生まれてしまいやすいものです。自分の仕事のなかで「ドラマティック」で「スキャンダラス」で「ドキュメンタリー」な刺激なんぞは、そうそうあるものではありません。確かに・・・ 慣れというものは、そういう一面もあります。

しかしながら・・・ どんなものなんでしょうか。 自分自身すらも「ドラマチックな人間」でなくなってしまったのでしょうか。自分自身すら「スキャンダラスというような、ミステリアスな魅力がない人間」になってしまったのでしょうか。

自分自身の人生さえも「ドキュメンタリーな感動」が消えうせてしまったのでしょうか。自分自身が「誰にも刺激を与えられない人間」になってしまったなんて、ちょっと考えただけでも「プロ失格」「玄人失格」「職人失格」ということになると思ってしまうのですが・・・

「プロフェッショナル」らしく「周りに刺激の波動を発信できるプロフェッショナル」によみがえるには、いったいどうしたら良いのでしょうか。わたしは、プロへの道を歩み始めること、プロを育てることと同じくらいに、商売、経営、販売に関わる業界で、もっとも重要な課題は「プロが。プロとしてよみがえること」ではないかと確信しているんです。

その自覚がないと大変なことに鳴ってしまいます。なぜなら、とんでもないライバルが登場しているからです。それは、今のあなたより、もっとお客さんの気持がわかっているライバルが、あなたのすぐそばの見えない場所に登場してきたからです。今のあなたより、もっとお客さんの感覚がわかっているライバルが、あなたのすぐそばの見えない場所に登場してきたからです。

それは、「素人感覚」をもった「セカンド・ビジネスを始めた素人さん」であり、「素人の気持」が理解できる「週末ビジネスを始めた素人さん」です。怖いものです。本当に怖いものです。相手は、こちらの「弱み」こちらの「欠点」、こちらが見落としている「穴」を、いちいち狙って、そこをピンポイントで攻めてくるのです。インターネットの登場で、誰もが、日本中どこからでも、そういった「素人ビジネス」をしている人から商品やサービスを購入できる時代になっています。

確かに、現在の「あなたがた」より「すすんだ目線」「すすんだ感覚」「すすんだ気持」を持ち合わせているとはいっても・・・ 相手は「素人」です。冗談じゃありません。バカにするもんじゃありません。その道でガンバリ抜いてきた、あなたが素人にバカにされて黙ってヘラヘラしていたんじゃまずい。 正直、こんなことは言いたくありません。しかし、プロの「あなた」を、プロとして目覚めさせようと思ったら「素人の怖さ」をもってくるしかないと、わたしには悲しいかな思ってしまうのです。

さて、今日はこのあたりで・・・


「ふざけるな シロウト相手に 負けてたまるか」




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